【お知らせ】〈大塚靖治代表コメント〉全社を終えて

 

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JFL昇格を目指して臨んだ「全国社会人サッカー選手権大会」は、2回戦敗退と悔しい結果となりました。

 

この大会を終えて、クラブ代表 大塚靖治からのコメントを掲載いたします。

 

【大塚靖治代表】

 

全国社会人サッカー選手権大会での敗退で、今シーズンの”JFL昇格”は消滅しました。

 

この大会に向けて、応援基金含め、ご支援・ご声援、遠い試合会場まで来ていただいたりと、本当にクラブを支えていただいたことでシーズンを最後まで闘うことができました。

 

監督・選手・スタッフは、感謝の気持ちを持って全力で闘ってくれました。

 

全国大会で闘った関東チャンピオンの栃木シティFCは、自前のグラウンド・クラブハウスがあり、予算も数億円かけていて選手もプロ、スタッフの人数、あるゆる環境面など、良い意味で″余裕″があり全てにおいて完敗でした。

JFL昇格に相応しいクラブだと感じました。

 

その中でも前半は対等以上に闘いましたが、連戦や戦力の層の厚さ・最後の踏ん張りが効きませんでした。

 

でも、遠征メンバーに外れた10名の選手、スタッフが鹿児島まで自分達で応援に駆けつけてくれました。

大会にそのようなチームはありませんでした。

そして、みんなで泣きました。

佐野監督の作ってきたチームの結束力は、どのチームよりも素晴らしく1番でした。

 

泥臭くても綺麗事を並べても、数億円かけても昇格できないほどの厳しい世界。

 

しかし、オーナー企業を持ってJリーグを目指すクラブが増え、資金力・環境・あるゆる面でのクラブの差が浮き彫りになっているのは現実です。

 

オーナー企業クラブと小さな町クラブとの差。

全国大会でその差を改めて思い知らされましたし、本当に色々と考えさせられました。

 

日本一・地域決勝チャンピオンズリーグを見据え、大会前に応援基金を皆様に発信させていただき、多くの企業様、個人様がご支援くださいました。

150万円と掲げた目標も、230万円と大幅に達成して大会を迎えることが出来、試合会場近隣での宿泊・移動も負担の少ないフェリーにできるなど、皆様のおかげで本来以上の環境で試合に臨むことができました。

 

その中で、日本一を達成できず、大変申し訳ありませんでした。

 

来季も関西リーグで闘うことが決まり、全国社会人サッカー選手権大会・地域チャンピオンズリーグに挑むことは決まりました。

 

今大会では約100万円の経費がかかりましたが、皆様からご支援いただいた応援基金は、130万円残りました。

目標を達成できず誠に勝手ではありますが、来季の大会を見据え継続して大会応援基金として取り扱いさせていただきたいと思います。

※HP等の掲載は、大会応援基金として来季の大会参加に向け、継続して募集させていただきます。

※応援基金130万円からのスタートとします。

 

 

クラブとして、来季も目指す場所は変わりません。

オーナー・資金力・環境・あらゆる面での差を少しでも埋めて来季に向かえるよう準備いたします。

 

今後の詳細に関しましてはしっかりと整理した上で改めて随時ご報告させていただきます。

 

最後に、皆さまよりご支援・ご声援いただきましたこと、監督・選手・スタッフ一同、心より感謝申し上げます。